If you can dream it, you can do it.

元タイトル「北の大地のIT技術屋より」

仕事で一皮むけたとき。それは「自分がやらなきゃ」と思えたときと「考えること」ができたとき

 

今でこそ普通にこなしている仕事は社会人1年目の自分ではできないことだった気がする。

それでも社会人経験を重ね、サラリーマンとしてミスを防いで求められるアウトプットを出せるようになってきた。

別にエリートの話ではなくて、もっと普通のサラリーマンのお話で。

 

社会人1年目の平均点が30点だったのに対して、最近は75点くらいだろうか。

もちろん、良い時もあれば悪い時もあるのだが、かかる時間が短くなり時間をかけたなら良いものができるようになってきている。

 

それでは、いつ自分が平均点を上げたタイミングはいつだったか?

毎月1点ずつ上がったわけではなく、今考えればいくつかターニングポイントがあったと思うのだ。

社会人1年目は超無責任だった

社会人1年目はとにかく毎日に慣れるのが精いっぱいで、覚えることや気を付けなければならないことに追われていた気がする。

そして、やり方が悪いのが半分・(適当ではなく)テキトーなの半分で言われたことを忘れてしまって、やれと言われたことをやらなくて上司から怒られていた。

そんな状態の自分だから厳しく細かく見る必要が出てきて、余計なところまで指摘されてなんてこともザラ。

よくそんなヤツを見放さず指摘してくれたと思う。

もちろん、自分はその上司に毎日報告するときは脇汗ダラダラ。たまに出張でいないと凄いストレスが無くなったくらい。

 

小さなことの積み重ねと考えること

そんな風に1年2年と季節が過ぎていくと、気を付けなければならないところが分かってきて、1度やったことがあるからその手順で再度やるだけでOKということも増えてきた。

飲み会の幹事なんかはまさにこれに当てはまって、「基本的には金曜日・会社から近く・3000円台飲み放題付き・掘りごたつがあるお店」という気を付けなればならないところと、「年末以外は1週間前、年末はできれば2週間以上前・最大人数で予約する」ということをやればいいだけ。

困ったら上司に「こっちとこっちのお店どっちがいいですか?」と相談する。

大抵どっちでもいいと言われるのだが、たまにリクエストが入るのでそれはそれで聞きいれるキャパができたり。

 

まず1年社会人をやることで、1年でどんな風に仕事が流れていくかが分かり、1度2度と教えてもらったことを経験することで、再度同じことをするのに自分の中で著しく作業コストが下がった。

それは、未来の見える範囲・予想できる範囲が広がったことだったんだと思う

 

あとは仕事における大原則ができたのもある

・人が関わることは先にやりなさい

・やると言ったことはやりなさい

・上司は大事にしなさい

・自分の仕事には責任を持ちなさい

どれも当たり前なのだけど、自分がミスをするときや指摘を受けるところは、結局こういうことができていないことが原因だった。

他の人が関わるのに連絡が遅れたり、いつまでにやりますと言ったことをやらなかったり。

 

「何でこの人たちこんなに真面目に仕事しているんだろう?」って思っていて、「テキトーでいいじゃん」というのが出ていたんだと思う。

上司や先輩も「テキトーに仕事してるよ」とは言うけれど、社会人1年目と社会人10年目のテキトーは違う。

レベル1の主人公でひのきのぼうを装備しているのと、レベル20で鋼の剣を装備しているのでは攻撃力が違うのと同じ。

今だったら、「何でこの人たちこんなに真面目に仕事しているの?」と問われたら「それが仕事だから」と答えられる。

 一番大事な「自分がやらなきゃ」と「考えること」

それでも上司から叱られることはあって、 まだ10点だった平均点が35点くらいに上がって赤点にならなくなった程度。社会人としての平均点には達していなかった。

自分なりに社会人2年目以降は課題があった。

お客さんの担当は自分なのだが、最終的なお金の話だったり人の話だったり大事なところは同行している上司がやっていた。

自分一人でできる気がしなかったのもあるが、「上司がいるから大丈夫でしょ」と思っているところが少なからずあった。

そして、上司が出ていったら、上手くいかなかった時に上司の責任にできる。

それでも自分の責任ではあるし、上司が入ったが故に細かい指摘が入って叱られることもある。

自分がやらなければ仕事が進まないのだし、テキトーに仕事をしないでちゃんと仕事を1回やってみようと思った。

今までだってちゃんとやっていたつもりだけど、上司からすれば全然足りていなかったのだ。だからこそ、今まで受けた指摘を全てちゃんとやったらOKが出た。

テキトーに仕事をせず、最初からちゃんと仕事をすればよくて、その「ちゃんと」の認識を事前に上司とすり合わせをする「相談」なんてことを覚えたのもああって仕事が上手く転がっていくようになった。

 

もう一つ、上司からは「考えろ」とよく叱られた

この「考えろ」は色んな意味があって、先に想定される質問には答えられるようにしておけとか、提案をするときのポイントを分かりやすく伝えろとか、相手が欲しがっていることを掴んで来いとかそんな時に使われていた。

「事前に想像して準備しろ」ってことがほとんどだったので、気にするポイントが増えた。

他にも新しいアイディアを出さなければならず、「考えろ。考え続けたら何か出てくるから」と言われたこともある。

これは偶然に任せているような感じがするが、考え続けることで何か出てきたことは自分の経験上何度もある。

正直、ずっと仕事の問題を仕事が終わった後も休みの日も頭の中でグルグル考えているのはストレスでとても嫌だったし、働くことだけでもストレスなのに休みの日とか家に帰ったら休まないとやっていけないくらいのキャパしかなかったからなのもある。 

それでも1度向き合って考え続けてみたら、テレビドラマがヒントになって答えが出せたり、車を運転していて思いついたことで慣れていった。

 

「自分がやらなきゃ」と「考えろ」が最高潮になるのが自分が担当したクライアントへのプレゼンだった。

自分がそのクライアントには一番会って話もしているし、自分が考えて最適な提案をしなければならなかったし、もちろん自分がプレゼンを行うのだ。

これを何度も経験することで上記のことができるようになった気がする。

 

ここまでくると一皮むけて、仕事を任せられる人として認められた。

責任をもってちゃんと仕事をして、事前に考え・想像して話をするような人になっていたから。

 

最後に

他にも仕事をしていく上で気をつけなければいけないことはたくさんあるので、これだけで何とかなったわけではない。

しかし、自分が仕事をする上でのマインドセットのコアとなるキーワードになっていることは確か。

大体ここに行くまで3年ほどかかっているので、自分は決して成長が早い方ではないと思う。

 

仕事に安定感が出てきたときっていつだろう?とふと思って、2年以上かかったよな~と思ったところから思い出してみたのだった。

 

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