もう4月に入って後半になるのだけど、気付いたら1年の3分の1が終わりました。
さて、仕事における今年の自分のテーマは「最適化」なのですが、仕事用に見ているサイトでとても良い表現があったので、忘れないように記しておきます。
サイボウズの社長の青野さんと衆議院議員の野田聖子さんの対談の中にありました。
ビルドばかりでスクラップが進んでいない
これが野田聖子さんがおっしゃっていたこと。
文脈としては以下の通りです。
法律にも古いものがあるんです。今度、児童福祉法の大改正があるんですけれども、違反行為の中に「満15歳未満の児童をサーカスで働かせる」という内容があるんです。未だにそういう内容の法律が残っているんです。
ビルドばかりでスクラップが進んでいない。その一方で行政改革によってどんどん人員は減らされていくのに法律は増えていく。
日本の働き方には無駄が多く生産性が低いと言われていて、その上残業でなんとかしようとするんだけど、何ともなってない。
特に男女関係なく仕事をして結果を出そうと思う一方で、子育ても課題だから無駄を減らして効果的に働こうと考えることはとても自然だと思う。
自分はパートナーも子供もいないけど、効果的に仕事で必要なアウトプットを行って早く帰れるならその方が幸せだと思っているから同意する。
早く帰って、やりたいことをやればいいし、何もしないのもアリだし。
仕事のためのインプットを行うのもいいし。
ビルドとスクラップ
仕事における今年の自分のテーマである「最適化」をもう少し考えてみる。
ビルドすることは今まで通り、アウトプットするタスク。
例えば、ソースコードを書いたり、仕様書や企画書等の資料を作成したり。
スクラップはいらないものを削って、捨てるタスク。
ソースコードをリファクトして不要な部分を削ったり、仕様書・企画書の不要な個所を見極めて削ることで分かりやすくする。
ビルドは筋肉をつける作業で、スクラップは脂肪をそぎ落とす作業と考えると、今まで分けもわからず力士体形を目指していたような気がするけど、実はマラソン選手みたいな体形が目指すべきところなのかなと。
仕事でもスクラップをもう少し意識して取り込もうと思う。
無理なく・無駄なく・継続的に、そしてバランスよく。
蛇行しても、立ち止まっても、逆走したって、最終的には目指すところへ。